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■白浜坂高校、江の島にあらわる!
2012月9月30日、土曜日。江の島にある「神奈川県立かながわ女性センター」にて、『TARI TARI』特別イベント「白浜坂高校 感謝祭」が開催されました。
イベント当日は、折しも台風17号が太平洋沖を北上中。予報に反して朝は暑いぐらいの陽気となるなか、9時30分からスタートした、隣接の「湘南港 江の島ヨットハーバー」ヨットハウス2F大会議室で併催の物販イベント「白浜坂高校購買部」には多くの来場者が並び、イベント限定販売商品などを買い求める列が続いていました。
物販イベントの会場は、県道305号線を挟んで向かいにある「湘南港 江の島ヨットハーバー」ヨットハウス。
■まずは公開録音で大盛り上がり!
特別イベント「白浜坂高校 感謝祭」は、第一部が12:00から、第二部は15:00から行われ、当選した約1,000人のファンが、会場となった「かながわ女性センター」を訪れました。
開演のアナウンス後、緞帳があがると、坂井和奏役の高垣彩陽さん、宮本来夏役の瀬戸麻沙美さん、沖田紗羽役の早見沙織さんがスタンバイ。まずはWebラジオ「TARI TARIラジオ ゆったりまったり放課後日誌」の公開録音が始まりました。
3名の挨拶のあと、田中大智役の島﨑信長さん、ウィーン役の花江夏樹さんが登壇。メインキャスト5名による、初めての公開録音が進行していきます。
番組内では、用意されたサイダー「柚子乙女~『TARI TARI』×『花いろ』コラボラベル」を飲みながら、『TARI TARI』の事について喋ったり、リスナーのみなさんからのお便りを紹介したりする「タリィの喫茶室!」、音楽用語を紹介しつつ ゲームで音楽用語を学んでいく「響け!ミュージックワード!」などのおなじみのコーナーが進行。紗羽の「モジモジしていてキモイね~」というセリフが飛び出したり、「江ノ電ストラップ」が当たるジャンケンなども行われたりと大盛り上がり。会場と一体になって楽しめる公開録音となりました。
■江の島に響き渡る歌声
公開録音終了後、次のパートの準備のため一旦緞帳が下がり、幕前に早見さんと島﨑さんが登場。早見さんは完成したばかりの「ねんどろいど 坂井和奏」を持っており、その可愛らしさを軽妙なトークでアピール。またこの2人にまつわる話として、最終話の”あの”シーンのことが話題に。「最終話、空港で大智が紗羽に言葉をかけるシーンは、実はセリフを収録していました。あのシーンは、そのセリフにあって口を動かしています」という裏話も聞くことができました。
ここで舞台の準備ができたということで2人は一旦舞台裏に戻り、緞帳があがると……。
舞台上には、本編でも合唱を担当した幕張総合高校合唱団の皆さんが整列しており、その想像していなかった光景に、集まったファンからはどよめきの声が湧き上がりました。
合唱コーナーは、まず第1話で歌われた『リフレクティア(合唱版)』からスタート。合唱団による生声の力強さ、ハーモニーの美しさに、誰もが聞き入っていました。続いてキャスト5名が登場。進行役の高垣彩陽さんが、先週行われた関東合唱コンクールで幕張総合高校の皆さんが金賞を受賞したことを紹介すると、会場からは温かい拍手が。そしてその後、キャストの皆さんもマイクを使わずに合唱団と一緒に「白浜坂高校校歌」「心の旋律(合唱版)」を合唱、続いてマイクを手に取り、最終話で披露された「radiant melody」を熱唱。合唱団と一緒に歌うという初めての経験に、キャストの皆さんも感動されていました。
ここで合唱コーナーは終了、割れんばかりの大きな拍手の中、幕張総合高校合唱団の皆さんが整然と舞台から去ると、次のトーク&ライブコーナーに。
「アフレコはいつも穏やかで本当に素敵な現場でした」(瀬戸さん)、「最後にヤンに再会できたことが嬉しい」(花江さん)、「最終話のアフレコで、僕がもう終わりですねとつぶやいたら、それまで我慢していた高垣さんが泣いてしまい、『クズ!』と言ってブースを出ていかれてしまった(笑)」(島﨑さん)などなど最終話にまつわるトークを展開。そして話題は「熱闘ヒーローガンバライジャー」になり、まだ熱い想いがたぎっているという花江さんに舞台を託して、4人は舞台裏に!
舞台に残された花江さん、もといウィーンは「燃えているか!? 歌えるか!?」と叫び、客席に立ち上がってほしいと声をかけます。そしてウィーンの「江の島は、俺たちがまわす!!」という掛け声と同時に「熱闘ヒーローガンバライジャー」のイントロがかかり、会場のボルテージは一気にアップ。
曲の途中からは、舞台裏にさがっていたキャスト4名も登場して、最後は「西之端ヒーローショウテンジャー!」と、決めポーズでフィニッシュ。アニメ第10話を彷彿とさせる展開に、客席からは大きな歓声と拍手が巻き起こりました。
当日のキャスト5名の衣装には、それぞれ自分のショウテンジャーのカラーが入っていたというネタも明かされ、その盛り上がりのまま高垣さん、瀬戸さん、早見さんの3名が「Triple Smiley」を披露。客席からは「ガンバライジャー」に負けないほどの大きな声援が飛んでいました。
そんな熱気も冷めならぬ中、オープニングテーマを担当するAiRIさんが登場。「合唱団の歌声に感動しましたし、ショウテンジャーの決めポーズを生で見られてものすごく燃えました!」と挨拶。「『TARI TARI』のために作った曲であり、この江の島で歌えることが本当に嬉しいです」とオープニングテーマ「Dreamer」を熱唱。大きな手拍子やサイリウムが振られ、会場は今まで以上に熱く盛り上がっていました。
歌い終わったAiRIさんと交代する形で、舞台には「合唱人 Tシャツ」と「缶バッジ」をつけたキャスト5名が再び登壇。
終わりを惜しむファンから多くの声があがる中、最後の曲は白浜坂高校合唱部の5名で歌う「潮風のハーモニー」。歌声にあわせ大きな手拍子がおこり、歌い終わると今日一番の大きな拍手が。
そして……
「毎週『TARI TARI』を観るのが楽しみでした。こんなに素敵な作品に関わらせていただいて、本当に幸せです。このあともずっと作品を愛していただけたらと思います」(AiRIさん)
「『TARI TARI』のことが大好きな皆さんと色々な曲が歌えて本当によかったです。また何かあるかもしれませんよ!? 勝手に言いましたけれども(笑)。江の島は……」(花江さん)
「俺たちがまわす!」(客席)
「終わりたくないですけれども、これからも『TARI TARI』を愛してくだされば、さっき花江っちが言ったように何かがあるかもしれない! 本当にありがとうございました」(島﨑さん)
「『TARI TARI』の舞台に立てていることが本当に幸せで。『TARI TARI』という作品自体は記憶に残る作品だと思いますし、これからも楽しんでください」(早見さん)
「歌っているとき皆さんの笑顔が見られるのが嬉しくて。終わってしまうのはとても寂しいです。でも終わりがあるから始まりがあると言いますから、まだ皆さんとこうやって一緒に歌ってイベントができることを楽しみにしています」(瀬戸さん)
「収録が終わり、イベントも終わってしまうと寂しさがありますが、こうして皆さんと江の島で一緒の時間を過ごすことができて本当に嬉しかったです。これから先も『TARI TARI』を、皆さんの心に残していただければ嬉しいです」(高垣さん)
という、キャスト5名とAiRIさんの言葉で、約1時間30分に及ぶ、『TARI TARI』特別イベント「白浜坂高校 感謝祭」は幕を閉じました。
合唱団の美しいハーモニー、AiRIさんの力強い歌声、そして合唱団と一緒にオフマイクで歌うキャスト5名。合唱、そして全員で楽しむという『TARI TARI』のテーマに相応しいこのイベントは、訪れたファンの皆さんの心にも強く残ったのではないでしょうか。
イベント中の合唱コーナー、トーク&ライブコーナーの様子は、『TARI TARI』Blu-ray Disc第5巻(1月9日発売)・第6巻(2月6日発売)に収録予定ですので、是非楽しみにしていて下さい。
■イベントを終えた「合唱時々バドミントン部」の5名からメッセージを頂きました。
アフレコが終わってしまっても、
「江の島のイベントがあるから寂しくない!!」
そう言い聞かせて、励ましあってきたのに…、
いざ9月30日を迎え、
嬉しいような、やっぱり寂しいような…でもそんな風に感じられることさえもすべてが幸せなような…色々な気持ちでした。
しかし台風の影響でイベント中断の可能性も0ではないと聞き、祈ることしか出来ませんでしたが、無事にステージを迎えることが出来て本当に良かったです。
なんだかこんなハプニングもまさに最終回の展開みたいで、私たちらしかったかもしれません(笑)
本番では、幕張総合高校合唱団の皆さんの洗練された素晴らしいハーモニー、
更にご一緒に、私たちもマイクを使わず歌わせていただくという…
とても貴重な機会をいただきました。
これも全て『TARI TARI』という作品だからこそできること!!
声を重ねてひとつの音楽を奏でていくことの喜びを、作品を愛して下さる沢山の方に聴いていただきながら、大好きなメンバーと感じられたことが、とてもとても嬉しいです。
練習したり、力を合わせたり…
劇中の合唱時々バドミントン部の皆のように、私たちにとってこの日のステージは白祭のような一大イベントでした!
歌はもちろん、ショウテンジャーのポーズの練習も含め…全ての過程が物語を体現しながらなぞるようでした。
楽しかった!
和奏の言葉のように、
製作に関わられた沢山の皆さんと、
作品を大切に受け取って下さる会場の皆さんと、
皆で楽しい想いを共有できたから、
この思い出を胸に、これから先挫けそうになっても、きっと頑張れます。
『TARI TARI』で過ごした時間は、私にとっての勇気のお守りのような存在です。
作品を応援して下さる皆様の心の中にも、
そんな風に『TARI TARI』という作品が日々の中で響き続けますように。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
言葉を尽くしてもなんだか足りないな!
すべてにありがとう!!!
またどこかで、
合唱時々バドミントン部として、
皆様にお会いできる日を祈って…♪♪♪♪♪
PS,残念ながらイベントにいらっしゃれなかった皆様にも、いつかあの江の島でのハーモニーが届きますように!
イベントが終わった今も、本当に楽しかったことを思い出します。
合唱コーナーでは、幕張総合高校合唱団のみなさんと歌えて、
合唱のすばらしさと「人がいるっていいね!」を実感しました。
イベントに来て下さったみなさまの笑顔も忘れることができません。
伝える、伝わる、楽しい、嬉しい こういう気持ちがあふれていました。
また『TARI TARI』が大好きなみんなで集まりたいです。
楽しかった!ほんっとうに楽しかったです!!
ラジオパートではたくさんの笑いがあり、合唱パートでは涙があり・・・
どの部分も記憶に鮮明に残っています。
特に、『TARI TARI』ならではの、合唱団の皆様との合唱は、歌っていてうるっときてしまいました。
作品を心から愛するスタッフとキャストで、このステージを作りあげることができたことを本当に嬉しく思います。
ありがとうございました。
本当に、楽しくて嬉しくて、大好きで幸せで仕方がなかった、そんな感謝祭でした。
合唱時々バドミントン部のみんなと、AiRIさんと、そして幕張総合高校合唱団の皆さんと一緒に歌ったり、話したり、ガンガン今日も頑張ったりできて、もう楽しくて楽しくて。
この感謝祭を通して、皆様の『TARI TARI』が大好きだっていう気持ちがすっごく伝わって来て、
僕らも大好きな『TARI TARI』が、こんなにも愛して頂けているんだと改めて実感することができて、本当に嬉しくて仕方がなかったです。
そしてこの気持ちが、きっとみんなと、皆様と共有できたと思えることが幸せで仕方がなくて。
幕が下りた後も鳴り止まなかった拍手が忘れらません。
本当に素敵なイベントでした。
『TARI TARI』という作品に関わることができて、田中大智を演じることができて、僕は本当に幸せです。
『TARI TARI』を応援してくださった全ての皆様へ、本当に本当に本当にありがとうございました!!
『TARI TARI』も、『TARI TARI』を好きになってくれた皆様』も、大好きです!!
どうかこれからも、『TARI TARI』をよろしくお願い致します!!
ウィーン役の花江夏樹です!
何から何まで最高だった「白浜坂高校感謝祭」、書きたいことが山ほどあります!
まず、幕張総合高校の合唱団の皆さんと一緒に歌えた事を本当に嬉しく思います!
本編でも登場した楽曲をあんなに大勢で本当に素敵なハーモニーで歌えた事が幸せでした。
生徒さん一人一人が音楽をとても楽しんでいるのが伝わって来て自然と僕自身も楽しく歌うことが出来ました。
一番思い入れが深いのが「心の旋律」で、本編の2話のアフレコ時からずっと傍にあったものなので、あの場で歌うことが出来て良かったです。
そしてもう一つ、ウィーンと言えばガンバライジャーですよね!
この曲はリハーサルでショウテンジャーの5人で沢山の意見を出し合って、何度も何度も練習しました!
最初はポーズもぎこちなくて本当に本編の5人の様な状態に(笑)
でも本番ではビシッと決まって良かったです!
このイベントを通して改めて『TARI TARI』を愛して下さるファンの方々のパワーを感じました。
歌を通して笑ったり泣いたり、そんな素晴らしい空間をありがとうございました!